新型コロナウイルスの影響で血液の確保が厳しいなか、江北町にあるパチンコ店が駐車場を提供し献血への協力を呼び掛けました。
駐車場での献血活動は全国チェーンのパチンコ店ダイナムが、社会貢献活動の一環として2020年8月に続き、県赤十字血液センターと行ったものです。12日は店の従業員や客、それに近隣住民が訪れ献血に協力しました。
献血した従業員:「他の人にも役立ってもらいたいと思って、できればいろいろな方に使ってもらえれば良いかなと思います」
佐賀県赤十字血液センター・馬渡幸秀さん:「献血で救う事のできる命があります。患者さまの尊い命をつなぐ献血に、皆さまの温かいご協力を継続してよろしくお願いいたします」
県赤十字血液センターによりますと、新型コロナウイルスの影響で献血を広く呼びかけることができるイベントが開かれていないことや、大きな駐車場の確保が難しくなっているということです。
また、県内の10代から30代の献血率は34・3パーセントにとどまるなど、若者への献血のPRが課題となっているほか、特に九州地区はO型の血液が少ないということです。